今回は敷地延長を上手く活かした土地活用事例をご紹介します。
当社で広大な土地に戸建て賃貸を複数棟建築する際には、開発道路をいれた上で、区画を整理した上で建築するケースが多くあります。
開発道路を入れるケースでは最終的に中古で売りやすく、分けやすくなる反面、開発道路を入れるコストがかかるデメリットがあります。
(それでも当社は建築トータルコストを大幅に抑えているため、問題なく事業にはなりますが。。)
初期コストをさらに抑えたいという方にオススメなのが今回ご紹介する、敷地延長部分を上手く活かした、戸建賃貸建築方法になります。
本現場では戸建て賃貸を4棟建築したのですが、奥の建物2棟の敷地延長部分(約4M)を共用の駐車場用通路とし、それぞれの建物の駐車場の出入りをしやすくしています。
建築基準法上の道路ではないですが、入居者の使い勝手は開発道路と変わらないような形になります。(掛かるコストは全然違いますが)
左の図のような配置になりました。
↑この共用通路部分が建築申請上は奥2棟の敷地延長部分となります。
開発道路を入れたほうが将来的に売りやすいですが、初期コストを抑えたいのであればこの図のような建方がおすすめです。
4棟同一所有者で今後も活用していくという予定の方はこのようなやり方でもOKですね。