町田市小山町で1000㎡弱の畑を相続された方よりご相談がありました。
当初は売却をして納税資金に充てたかったようですが、なかなか売れないとのことで土地活用の方法はないかとの相談でした。
調べてみると、当該の土地は接道間口も小さく、高低差もある上、開発行為ができない土地でした。
分譲業者もその事実を知って購入を断念したのかと思われます。
既存は畑ですので、宅地に転用する際500㎡を超えると開発行為にあたってしまうため開発行為ができない当該地では買い手がつかない状態でした。
ヒアリングをすると、幸い遺産分割協議及び相続登記も終わっていない状態だったため、当該地を400㎡位に2つに分筆して、
所有者をそれぞれ別にした形で相続することを提案しました。
その後それぞれの相続人の名前で事業者を分け、それぞれ2棟ずつ(計4棟)の戸建て貸家を建築することが可能になりました。
土地も分筆し建物を建て商品化することで価値のある資産になり、オーナー様にも喜んでいただきました。
敷地延長部工事中写真
完成後写真 深基礎にすることで、高さを調節し、開発行為にかからない様にしました。